6 月 18, 2008
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穏やかでないタイトルですが。
今週から、息子の学校に出ずっぱり。いま、学校では「Keeping Ourselves Safe」という、5歳から13歳向けの安全教育プログラムが始まっている。校長にお願いして、この授業をなるべくたくさん、見せていただくことにしたからだ。
「Keeping Ourselves Safe」、略して「KOS」と呼ばれるこのプログラムは、ニュージーランド警察が独自開発したもの。年齢別に3種類が用意されており、通常2~3年おきに実施される。導入は義務ではないけれど、ニュージーランドでは75%を超える小学校が導入しているという。
このプログラムのすごいところは、虐待防止教育の側面を持っていることだ。虐待とは何か、自分が虐待されている、と気づいたらどうすれば良いか、という現実対処の方法を、子どもに直接教える。
こういうと日本の友人は皆、声を無くすけれど、実はニュージーランドは幼児、児童虐待大国だ。DV大国でもある。先住民族マオリの女の子のうち実に3割が、成人するまでに何らかの形で性的虐待の対象にされる、という調査結果もあるくらいだ。親が殴られるのを見ながら育つ「隠れたDV被害者」の子どもも沢山居る。ユニセフの調査でも、子どもの総数に対する虐待による死者の割合は、メキシコに次いで第二位。人口が少ないから件数としては目立つほどではないけれど、人数比ではアメリカより悪い。
この状況を憂えた政府の肝いりで開発されたのがKOS。1987年に始まったから、もうそろそろ20年以上になるわけだ。当時は相当に物議を醸し出したらしい。そりゃそうだろう、何しろ5歳の子どもに「性的なタッチ」のことを教えるんだから。今でも、クリスチャンスクールなどは宗教的見地から実施していないところが多い。
2年前、日本でこういった虐待防止教育の必要性を訴えているNPOからの依頼で、彼女たちと一緒にこのプログラムの開発者を訪ねた。そのNPOは、今、日本で、このプログラムを翻訳している。詳しく研究して、導入要請の材料にするためだ。まあそういう経緯があったので、この実施現場は個人的にも是非見たいと思っていた。
そういうわけで息子が学校に行っている時間のほとんどをわたしも学校で過ごしている。目の前で見るニュージーランドの教室の風景は、ホントに日本と違う。経験してることが多すぎて一度には書けないのだけれど、そのうちぼちぼちと書いてゆきたい。
6 月 4, 2008
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さて、Japanz.Kidzの日。最近のjapanz.Kidzは、プリント学習のレベルが上がってきて、以前のように何枚も一度に済ませられる子は減ってきました。
今日は最年長のKrちゃんのプリント学習につきました。日本なら小学五年生、年齢的に読み書きのレベルはそこそこあるけれど、やっぱり漢字や語彙に弱さが目立ちます。彼女の場合は、小学校1年生の1学期まで日本にいたのと、4年生の2学期に日本に帰っていたので、その貯金で何とか持っています。
今日のプリント。「歌手」「船」「池」が読めません。「野山」も読めなかったけれど、これは文脈から推測して「のはら」と答えました。うんうん、いいセン行ってるよ。こういうときには褒めなくちゃ。
「船」「池」は、ヒントをだしたら読めました。「歌手」は、どうしても読めません。そもそも、「かしゅ」という言葉自体を知らないから、ヒントをだしてもわからないのです。英語で「Singerだよ」と言えば理解はするけれども、それでは「歌手」という語彙は獲得できない。
漢和辞典をだすけれども、そもそも読めないから「読み」では調べられません。画数なら、何とか。そこで画数さくいんから「歌」を探します。あった。『歌手』かしゅ、やっと読めた。この一つの語彙を獲得するのに彼女が費やしたのは、15分。
週一回、1時間半の中で、たったひとつの語彙を獲得するためにその6分の1の時間を費やす。それってあまりにも効率が悪いんでは?とも思えて来ます。でも、Krちゃんは今日、漢和辞典の使い方をも学んだはず。こういうささやかな努力の積み重ねがが突破口になると信じたいのです。
私がこうやって、子どもたちの現状をここに書き連ねることには、もしかしたら仲間たちには賛成していただけないかもしれません。でも、私は本当の姿を書いてゆきたいと思う。以前、日本語補習校のドキュメンタリーを作った際、被写体である子どもたちの日本語を聞いた編集現場の先輩が、
「しかし、これだけ話せないと、ショックだねえ」
とつぶやきました。私には、この言葉の方が、ショックでした。
日本人の顔、日本人の名前を持っていながら日本語がきちんと話せない。そのことが、周囲に偏見を呼ぶ。偏見が生まれる現場に立ち会ってしまった、と思いました。
Krちゃんの日本語が弱いのは、決して彼女のせいではないし、彼女の家族のせいではない。自然なんです。それが、海外に住む家族の現実なんです。それだけのことを解ってくれる人が、日本にどれほどいるのでしょうか。子どもたちを偏見から守るために、私は発信したいのです。
と、固い話はこのくらいにしましょう。
読み聞かせです。
おなまえのうた(うたあそび)
三びきのこぶた―イギリス昔話 (こどものとも傑作集)(絵本)
しりとりうた(うたあそび)
さよならあんころもち(わらべうた)
「さんびきのこぶた」、下にアマゾンのレビュー付きで画像を紹介してみます。カスタマー評価の高い本ですね。確かに、山田三郎さんの絵は格調高く、瀬田貞二さんの手によるテキストも、美しい正統派の日本語です。私も好んで息子に読んでやっていました。
けれど以前、『母の友』の絵本講座の中で、内田伸子さんがこの本を取り上げていたことがあります。内田さんによると、この本は絵と物語のバランスが良くないらしいのです。子どもたちの前で読んでみて、なるほど、と思いました。絵の量が、圧倒的に少ない。一ページに押し込まれているテキストの量は、本来なら2枚、3枚の絵で表現すべき量。というか、本来そういう流れになるべきです。
テキストと絵にずれがあるから、大段落ごとに来る小さな山場がテキストより先に絵でネタバレしてしまい、子どもの気持ちが盛り上がってきません。結果として最後に狼が鍋に落とされて死んでしまう場面で、その残酷さばかりが印象に残ってしまいます。そこまでの段階で、狼のずる賢さが印象に残らないのです。だから子どもたちが「ああ良かった」という気持ちになれず、複雑な顔をしていました。ちょっと失敗した、と思ってしまいました。
以前映像編集の仕事をしていた時にもよくあったけれど、絵と言葉のマッチングってものすごく大事。内田さんはこの本に結構、辛口のコメントを残していたと思うけれど、まさに内田さんの言うとおりだ、と思わされました。事実、5歳のEちゃんはすこし混乱し、最後までついて来れませんでした。
質の良い絵、質の良い文章でまとめられた本でも、そのまとめ方次第で、子どもたちへのアピールが変わってくる。いい勉強になりました。
瀬田 貞二 山田 三郎
福音館書店
売り上げランキング: 69024
5 月 27, 2008
リビング
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これ、なんでしょう?

こたえ。

炭火用バーベキューグリルです。
黒やシルバーはよく見かけるんだけれど、この形で赤、って初めて見た。またこの赤がなんとも微妙な、いい色なんです。これは最近出来たらしい「nood」というニュージーランドのブランド。家具や台所雑貨、リビング雑貨が中心みたいですが、ガーデニング用のツールやスパナセット(おっしゃれーな革製のロゴ入り前掛けポケット付き)まで売ってるのが、いかにもニュージーランド。生活全般を総合的にコーディネートする、日本では当たり前だけれどニュージーランドではなかなか見かけなかったタイプのブランドです。
ニュージーランドで相当萎えたブツヨクが、これをみたとたんむくむくと復活。しかも半額セールで29.95ドル、思わずの衝動買いでした。
5 月 23, 2008
リビング, 本棚, 絵本
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毎週木曜日は、日本語学習会Japanz.Kidzの日。これは、日本語を話す子どもたちのための日本語維持教室で、親が自助努力でやっています。つまり、先生はいないってこと。親子参加が原則で、親はそれぞれ、自分の子ではない子について1対1で教えます。
現在の参加者は5歳から10歳まで、6人。遊び、プリント学習、歌や体験学習、読み聞かせと本の貸し出し、というのが毎回の一連の流れです。1時間半の中でこれだけこなすのはいつも結構大変ですが、女の子が多いせいもあってか、なんとなく落ち着いた雰囲気のなかで進んでいます。
で、昨日のプリント学習で、私は9歳のEちゃんにつきました。お父さんはニュージーランド人だから家庭内は英語。お母さんとだけ日本語で話してきたEちゃんの語彙は、正直なところ、とても少ないような気がします。そこで、今、語彙強化を目標に、そういうプリントをこなしています。
「たい」で始まる語彙、「しゃ」で終わる語彙を集める問題。「たいこ」と「たいよう」がわからない、Eちゃん。「たいそう」「タイヤ」は出てきました。「たいこ」と答える問題に付されている絵は、和太鼓。Eちゃんは、和太鼓を見たことがないので、わからないのです。これが、洋風の太鼓の絵だったら、もしかしたら出てきていたかもしれません。
「たいよう」という言葉は、実は、案外家庭内では使わないんですね。家庭内では「おひさま」のほうが一般的。一方で「たいそう」は、例えば日本の子ども番組をビデオやDVDなどで見ていれば獲得できます。「タイヤ」は、車社会のニュージーランドではとてもよく使うし、元々英語から来た言葉ですから、子どもたちにも馴染みやすいのでしょう。だけど「じどうしゃ」はわからない。家庭では「くるま」で済むからです。
家庭内で使う語彙っていうのは、思いの外限られています。結局のところ、語彙も読解力も基本はインプットなのだなあ、と、Eちゃんの語彙を見ていて思いました。
この日はプリント学習のあと、新聞紙で兜を折ってみました。「正方形」「折り筋に沿って」「角と角を合わせて折り上げる」なんていう、日常生活ではまず使わない語彙や言い回しを意識して、折りの説明をしてみました。ついこの間、同じことを英語でもやりましたけれど、意外や意外、『折り』の説明って英語の方が、実は的確に表現できたりするんです。例えば、折り重ねたときに、その重なった折りの中の一枚を表現するとき。日本語には、その一枚を的確に表現する言葉は、少なくとも日常語彙の中にはありません。ところが英語だと「flap」といえば一発で通じる。折り重ねた紙の間の隙間のことも、「pocket」といえば簡単です。日本語でよく「巻くように折る」と表現される折り上げ方は「roll up」と言えば、(正確さはともかく)小さい子でも間違えません。この辺に、英語の合理性が現れてるなあ、と思いました。
毎度のことだけれど、こういう楽しいアクティビティをやった日は、読み聞かせの時間が押せ押せになります。3冊用意していたところを1冊にしました。
おなまえのうた(うたあそび)
くんちゃんはおおいそがし(絵本)
さよならあんころもち(わらべうた)
「くんちゃんはおおいそがし」は、ドロシー・マリノの『くんちゃんシリーズ』の一冊。くんちゃんシリーズは、くまのくんちゃんの日常を何気なく描いた、物静かな、じんわりとした暖かさに満ちた本です。劇的なことが何も起こらないのが、いいんです。一冊ごとの季節感が大切にされているのも、いい。絵本にエンターテイメント性を求める方には不評なことが多いんですけど、こういう絵本は、子ども時代のある時期、絶対に必要だとわたしは信じます。くんちゃんの「ありふれた1日」を自分の日常と重ね、ささやかなことを感じ取るための感受性のを、こういう本は育ててくれると思います。
わらべうたや手遊びは、日本語のリズムを意識させる効果が大きいので、なるべくたくさん取り入れてゆきたいんだけど、なかなか・・・。私にもほかのメンバーにも、自己研鑽の場が皆無です。7月に日本に一時帰国したら、また図書館通いをしなくては。
5 月 18, 2008
キッチン, リビング
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今日は穏やかな秋晴れ(ニュージーランドは秋)で、外仕事の1日でした。メインは畑の片付けと、春に畑にする土地の草刈り、堆肥の仕込み、薪ひろい。どんな生活やねん。
私の畑仕事のテーマは「完全循環」だから、とにかくいろいろ消費するものを買わずにやりたいのです。肥料や農薬はもちろん、出来れば種も買いたくない。というわけで、すごーく常識はずれに、いいかげんにやったにもかかわらず、意外といろいろ食べられました。大ヒットはピーマン。ここには、日本みたいな小振りの柔らかいピーマンは売っていなくて、ピーマン、とはつまり、パプリカの未熟な奴のことです。スーパーだとこれが、お高い。
以前、クイーンズタウンにいた頃、生ゴミを埋めたところからパプリカが芽を出したことがありました。そこでモノは試し、と、スーパーで買ってきたパプリカを食べた後、残った種を蒔いてみました。そしたらこれが育つ育つ。10株ほどがたわわに実を付け、おかげで今年の夏からこっち、一度もピーマンを買わずに済んでいます。そろそろ朝晩の冷え込みが厳しく、新しい実はもう大きくなれそうもありませんが、それでもまだ5~6個は収穫できそう。
日本で買って持ってきた、たかのつめの種もまいてみたら芽を出しました。今、三分の一くらいが赤くなっています。ほとんど赤くなったら枝ごと切って干すと、日本風唐辛子の出来上がり。
ネギも、なんだか面白いことになりました。これも、スーパーで買ってきたネギの根っこを植えてみたもの。コチラのネギは「スプリングオニオン」といってとてもか細く、食べでがないんです。ところがこの再生ネギも育つわ育つわ、一夏超えたら、日本のネギと同じような太さにまで成長してくれました。鍋料理に重宝しています。おまけに種も山ほど採れちゃいました。
ミニトマトは、前の住民が育てていたところからこぼれ種がいくつも芽を出して大きく育ちました。ミニトマトって、本当はわき芽を積みながら、支柱を立てて育てなくちゃ駄目なんですよね。知ってたんだけれど何しろ『想定外』だったし、面倒くさくてつい、地面にはわせてしまいました。おかげで、熟れた実の半分は無駄に地面にこぼしてしまいましたが、それでも十分すぎる収穫がありました。
寒くなってさすがに枯れ始めたので、今日、全部片付けました。息子が「トマトさん、ありがとうねー」と言いながら引っこ抜いたその下には、隣で作っていたリーフレタスのこぼれ種から芽がたくさん出ていました。
シルバービート(フダンソウ)は、スーパーのものは日本人的には育ちすぎであくが強いんですけど、自家栽培なら若葉のうちに収穫できます。これはほうれん草や小松菜感覚。おひたしに鍋にみそ汁に、と、ずいぶん活躍してくれました。カボチャやズッキーニ、キュウリは栄養が足りず(そりゃそうです、何しろ肥料やらないんだもの)あまり採れなかったし、ナスに至ってはいっこも食べられる実がつきませんでした。失敗したものに限って苗を買ったり種を買ったり、という投資をしているあたりはちょっと皮肉ですね。でも、まあ、素人の初年度としては、まあまあ満足、かな。
子供の頃、庭の隅を耕して祖母が畑を作っていました。おばあちゃんっ子だった私は、その周りを飛び跳ねながら育ちました。あの頃、トマトやナス、ピーマン、キュウリ、タマネギは、我が家では買うものではありませんでした。家庭科の調理実習で野菜を持ち寄ったときにも、祖母のタマネギを持って行ってお味噌汁にしましたっけ。美味しかったな。
あの頃の野菜の味や香りが、やっぱり私の体には染み付いているのだと思います。
5 月 13, 2008
リビング, 本棚, 絵本
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本日の日本語学習会Japanz.Kidzは、ホリデー中の宿題の発表。先々週の「お店やさんごっこ」で自分が売った商品の流通経路や特徴を調べ、チャートやポスターにして来ました。難しい課題だったにも関わらず、みんなしっかりやって来てくれて、とても嬉しかったです。お母さんたちの手助けも、きっと大変だったことでしょう。私の勉強不足で、実際の学年レベルよりずっと上のレベルの宿題を出されてしまった7歳のKちゃんとお母さん、ご苦労様でした・・次から気をつけます。
ところが私は大ぽか。せっかく仕上げた息子の宿題を家に忘れてきてしまいました。
以前、日本に滞在中、読み聞かせボランティアで私が読むのを、息子がいやがったことがありました。自分の為に読んでくれてない、と言って。それ以来、息子のことをないがしろにしないよう気をつけているのですが、ちょっといろんなことが重なってオーバーフローすると、こういうことになってしまいます。ごめんね、息子。
時間が無くなってしまったので、読み聞かせは短縮バーション。
めがねみち とんびまさお(詩の朗読ー「のはらうた 2」より)
「どれがぼくのおうちになるのかな」(読み聞かせ)
「てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)」(読み聞かせ)
さよならあんころもち(わらべうた)

冒頭の「おなまえのうた」を省いたら、Kちゃんから「ねえ今日は、うたやらないの?」と疑問の声。そうなんだよね。ルーティーンとして出来上がっているものを崩すと、場の安定感が無くなるよね。Japanz.Kidzもメンバーが固定して来たので、ついつい大事なところを見失いがち。時間管理も実力のうち、もう少し頑張らないとね。
「てぶくろ」は、ちょうど一年ほど前、この会が始まったばかりの頃に一度読んだことがあります。あの当時は、日本語力の弱さが気になっていたので、なるべく解りやすいものを選んで読んでいたっけ。ところが、ほぼ全員がそのことを覚えていたのには驚きました。
この本も、年代を問わず子どもの「食いつき」がよい本です。まあこういう表現がいいかどうか解らないけれど、子どもたちがほぼ間違いなく、楽しんで聞いてくれます。最近は、なるべくすこしグレードの高いものを選ぶようにしていたけれども、たまにはこういう本に帰るのもいいですね。最年少Eちゃんの妹Lちゃん4歳が、ニコニコしながら聞いてくれたのは、ちょっと嬉しかったな。
読み聞かせの最後はいつも「さよならあんころもち」をやるんだけど、結構大きくなっても、Japannz,Kidzの子どもたちはこれを楽しみにしてるみたい。今日は、最年長のKちゃん10歳が、「ちいさなありんこのあんころもち」を一つずつ丁寧に丸める真似をしていました。
ニュージーランドで育つ子どもたちのこういうところが、私はすごく好きです。なんだかすれていなくて、子どもらしく、子どもにしか楽しめないことを存分に楽しんでいる。日本の子どもたちだったら、10歳にもなれば、手遊びなんて、子どもっぽくて馬鹿らしくてやってられない、って思うんじゃないかなあ。どうかしら?
5 月 13, 2008
リビング, 本棚, 絵本
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この日は、久しぶりに凍えるような寒い日でした。
南半球は晩秋。ニュージーランドはこれから冬に向かいます。
そんな中、頼まれて野外での読み聞かせをやって来ました。
私の住んでいるところから一番近い都市、ネルソンは、京都の宮津市と姉妹都市。毎年「こどもの日」近辺の日曜日に、「ネルソン宮津市姉妹都市協会」さんがイベントを開きます。
ネルソン市街地にある「Modeling Pond」が、その会場です。ここは海水を引き込んで作った人口の小さい池ですが、模型機関車愛好協会の人たちの手で、50年も前から池の周囲に模型機関車の線路が敷かれています。日曜日の午後には、一回一ドルで、機関車に乗せてくれます。「ネルソン宮津市姉妹都市協会」さんは、日本にゆかりのある子どもたちをこの機関車に招待してくれるんです。
去年は、20人くらいの子どもたちが楽しんでくれました。でも今年は寒かったせいで、関係者の子どもたち数名。日本語を解する子は、息子を含めて3人、というちょっと寂しい状況でした。

その中で、「ぽぽぽぽぽ (偕成社の五味太郎絵本)」「でんしゃはうたう(ちいさなかがくのとも)」「いたずらきかんしゃちゅうちゅう (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)」を読みました。最初の二冊は、日本語のわからない子でも楽しめるように選んだもの。「でんしゃはうたう」の作者三宮麻由子さんは、4歳で視力を失った、盲目のエッセイストです。
彼女の絵本は、「おと」で構成されています。彼女の豊かなことばと聴力でとらえた「おと」は、かろやかでリズミカルで、楽しい。私たちが普段聞き逃している音の、ほんとうの細やかさを伝えてくれます。
「でんしゃはうたう」は、日本語を解さない子たちでも楽しそうに聞いてくれました。三宮さんの世界は、ボーダーレスです。
三宮麻由子さんの公式HPはコチラ。
三宮麻由子の箸休め
5 月 13, 2008
おもちゃばこ, リビング
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こどもの日を前にした日本語学習会「Japanz.kidz」のホリデープログラム。日本の遊び、読み聞かせにこいのぼり作り、お母さんたちのためのアフタヌーンティーと、なかなかに盛りだくさんな一日になりました。参加者は、ゼロ歳1人、1歳2人、3歳2人、4歳2人、5歳2人、6歳1人、7歳1人、8歳1人、9歳3人、10歳1人。すごい年齢のばらつき方です。
あんぶくたった にえたった(わらべうたあそび)
おなまえのうた(うたあそび)
とだな (バーニンガムのちいさいえほん 5)(読み聞かせ)
おにぎり(読み聞かせ)
もりのなか(読み聞かせ)
ロンドン橋おちた(集団あそび)
こどもの日のおはなし
弁慶さん(からだあそび)
いっすんぼうし(読み聞かせ)
こいのぼりづくり

何しろ、年齢層が0歳〜10歳。同じ時間帯で括ろうというだけでも、十分無理があります。だから、比較的小さい子でも聞いてくれそうな本をぼっぼっぼっと3冊一気に読んでしまい、体を動かす遊びでリフレッシュさせ、本日のメイン「いっすんぼうし」を持って来ました。でも、メインは、4歳以下はほとんど聴いていませんでした。予想どおり。まあそんなもんです。
幼児組のお母さん方には、事前に「聞かなくて当たり前なので気にしないで」とお伝えしておきました。
そういうわけで、ちびちゃんたちが走り回る中でのお話会になりましたが、そんな中でもJapanz.Kidzの子どもたちはみんな、ちゃんと座ってお話を聴けるようになりました。成長したもんです。一年前には、このグレードの話を最後まで集中して聴けるのは、2~3人でした。今日は全員、聴いてくれました。最年少のEちゃん5歳までしっかり聴いてくれたのには驚き。最近は日本語の発話も増えたし、いい傾向です。
普段は英語で生活してるから、日本語を聴く力に欠ける子もいます。集中力の持続を考えて、手遊びやわらべうたの量は普段から多め。でも今日は、また格別に多かったなー。本当はもう少し減らして、お話に集中する時間を増やしたいんだけどな。
こいのぼり作りは、以前「Race Unity Day」で特大折り鶴を作った時に余った紙を使い、2メートルくらいの紙のコイに絵の具で手形を押して、ウロコにしました。それだけでは飽きるので、封筒を使ってパーソナルな、ちいさなこいのぼりも。折り紙をちょきちょき切って貼ってウロコにして、目玉を貼って出来上がり。手軽に出来て雰囲気のあるこのこいのぼり、お薦めですよ。
5 月 4, 2008
リビング
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ブログ変えたらどうも慣れなくって、投稿自体が少しおっくうになっています。こんなことじゃいかん、と自分を叱責しつつ。
さて、17日のJapanz.Kidzは「お店屋さんごっこ」です。みんなそれぞれ、自分のお店で売る商品を作って持ってきました。ボランティアのJさんにお母さん役になってもらい、交代でお使い。自分の買う物をきちんと覚えて、間違えずに買えるかどうか、の練習です。
本当は、こういう練習だけでは駄目なことはわかっていますが、でもこういう部分を省いてしまっても良くない。楽しいイベントがあってこそ、モチベーションが続くとおもうのです。
でも、楽しすぎて時間が無くなってしまいました。読み聞かせは、一冊だけ。「パンやのくまさん」です。
この本については、もう何度も書いているので、今日はちょっと趣向を変えて、本の画像をレビュー付きにしてみます。アマゾンのレビュー平均は五つ星。なかなかの実力でしょ?
フィービ ウォージントン セルビ ウォージントン
福音館書店
売り上げランキング: 73264
4 月 16, 2008
リビング
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旧ブログから続けてご訪問くださっている皆様、お久しぶりです。
ここ一ヶ月、本業の方での新たなプロジェクト立ち上げ準備を相方がコツコツやってくれていました。その一環としてこのブログも移転。新たなドメインをとって再出発です。
まだすべての記事が移行できていないのですが、まあ、ぼちぼちとやってゆきます。
ともかく自身の備忘録も兼ねて、過去3回の読み聞かせ記録をぱぱっと。
3月27日(木)
この日は、前回作ったマラカスを持ち寄って「気のいいアヒル」の歌を合奏。本当は楽器が弾ければいいんですけど、私のピアノはバイエル止まりです。でも、敢えて肉声だけで歌ってみました。その方が、子どもたちの声の出方もよくわかるし、CDやなんかを使わない方が、なんだか気持ちいいような気がするんです。
おなまえのうた(うた遊び)
しょくじのじかん あひるひよこ(のはらうたより)
アンガスとあひる(絵本)
5匹のこぶた(手遊び)
おおかみと7ひきの子やぎ(絵本)
さよならあんころもち(わらべうた)
4月3日(木)
先週歌った「気のいいアヒル」から、好きな場面の絵を描いてくることが宿題でした。それぞれの絵を見せ合いながら、簡単なスピーチ。なかなか自信を持って日本語を話すのは難しいですね。
おなまえのうた(うた遊び)
ふしぎなたまご(絵本)
ひよことあひるのこ(絵本)
せんべせんべやけた(わらべうた)
おまたせクッキー(絵本)
さよならあんころもち(わらべうた)
この日は、ずっと来てくれていた大学生Tくんの最後の日でした。日本に帰って今まで通りの学生生活に戻る彼、いつも体当たりで子どもたちと遊んでくれました。いつかまた、会えるといいね。元気でね。
4月10日
読みの強化を兼ねた『歌』の週。今月は「一本でもにんじん」です。意外なことに、みんなこの歌を知らないんですねー。子どもの歌のスタンダードになってるんだとばかり、思ってました。
おなまえのうた(うたあそび)
みんなおなじ でも みんなちがう(絵本)
11ぴきのねことあほうどり(絵本)
さよならあんころもち
毎週毎週、次は何をやろうか、と頭の痛い毎日です。子どもたちが楽しめることを第一に考えて行こうと思います。